私は2010年からフリーランスのWebデザイナーとして活動しています。
最初は作業の一部を下請けで行っていました。
その後、ワードプレス講師などの時期を経て、2019年頃から本格的に個人事業主様のホームページを作成させて頂くようになりました。
その中で、集客などの結果につながったのは、お客様の商品がしっかりと固まっていたときでした。
逆に、起業したてで、まだ、ビジネスの方向性が固まっていない場合は、すぐにホームページから結果を求めるのは、すこし難しいかもしれません。
美味しい果物を生産している、六次化商品でお菓子を製造販売している、味噌、醤油、酒などを製造している、そういう場合であれば、生産、製造のこだわりと、販売に関するルールの部分の2つをきちんとお客様に伝わるようにすれば、それを必要なお客様が見つけてくださいます。
コンセプトを決めるための要素1:キーワードを知る
例えば、「みかん 通販」というキーワードが検索されるのは、12月が一番多く、ひと月で5,000回以上検索されます。
「ミカン 通販」、「みかん 通販 おすすめ」、「みかん 通販 安い」など、それと関連したキーワードを含めると、もっとたくさんの検索があります。
そこを狙って、ホームページを作って、辛抱強く対策を行えば、検索の1ページ目に来ることも可能です。
1ページ目の上のほうに来れば、月に数万円の広告を出すのと同じぐらいの効果を得ることが出来ます。
キーワードを理解してホームページを作るということは、検索エンジンの好みを理解してホームページを作るということです。それはつまり、お客様の要望を理解してホームページを作ると言うことでもあります。
「みかん 通販」はライバルが多く、少し難しいかもしれませんが、「みかん 愛媛」「みかん 和歌山」などのように、もう少し小さいキーワードであれば、少しは簡単に結果を出すことが出来ます。結果が出せそうなところから狙うのも大切なことです。
コンセプトを決めるための要素2:写真を撮ってもらう
商品の写真や自分たちの写真をプロにとってもらうことは、自分たちのコンセプトを確認するために大切な作業です。
お客様からどのように見られたいか考えますし、どういう商品を自分たちが持っているか、客観的に見る機会になります。
もちろん、きれいな写真を使えば、ホームページの印象も格段に良くなります。
リンドウでは、喜多方市塩川町のオオタケカメラ様をおすすめしています。
野鳥のガイドとして全国からお客様をお迎えしているオオタケカメラ様に依頼すると、集客のポイントを抑えた写真をとってもらうことができます。
また普段、動きが速い鳥を撮影しているので、被写体のいい表情を的確にとらえることができます。
撮影を行うのは30代のカメラマンです。私も撮影に立ち会ったことがありますが、「ここに立って、上半身だけこちらを向いてください」という程度の指示はありますが、あとは自然に会話をしながら進めていました。
何気ない会話の中で、被写体の表情を引き出すので、写真を撮られることに慣れていない方でも問題ありません。
オオタケカメラ様に直接依頼して頂いてももちろんOKですし、どういう写真になるのか知りたい場合、ご連絡頂ければ、ホームページに使われている写真をご案内いたします。
コンセプトを決めるための要素3:自分で発信する
文章を書くということは、いろいろ考えることにもなりますし、自分を客観視することにもなります。
最初はアメブロやnoteでもいいので、発信してみるのもおすすめです。
ただ、10記事も書いたら、あとは、それをホームページの形にまとめてしまってもいいかもしれません。
今はやはり、SNSで発信することが重要です。
何か一つ始めるなら、インスタグラムがいいのではないでしょうか。
何を発信するべきかというと、農作物や商品の製造過程です。お客様が知りたいのは品質です。
どんなこだわりを持って作られたのものなのか、それを数ヶ月にわたって伝えることによって、商品が出来たときに、それに興味を持ったお客様から連絡が来るかと思います。
とはいえ、最初はどんな写真を投稿するべきかも戸惑うと思います。
SNSのいいところは、自分で発信するだけでなく、人が発信したものを見られることです。
好きな同業者、うまくいっていそうな同業者をまねすることが大切です。最初は、プロにとってもらった写真から発信していくのでもいいと思います。
そういう意味でも、まずはプロに写真を撮ってもらうことはとてもおすすめです。
ホームページを作るために
まずは古川恵子にお声がけください。
東京や他県のお客様の制作は、お申し込みから始まる場合が多いのですが、福島県の特に会津地方はそういう文化ではないと思います。
何度かお話しさせて頂いて、無理のない形で進めて行ければと思います。