ホームページを作ったけど、なんの役に立っているかよく分からない・・・。
そんなお悩みはありませんか?
もし、すでにホームページをお持ちでしたら、出来ることはいろいろあります。
情報発信の質を見直す
ホームページの新着情報を自分たちで更新できる状態になっているのであれば、いくらでも、反応を変えていくことが出来ます。
まずは新着情報には何が入っているか見直してみましょう。
どうやって見直すかですが、そもそも会社のホームページは、誰に見て欲しいのでしょうか?
まずは、提供することよりも、得ることを考えましょう。
ホームページからどんな反応が欲しいのか・・・。
誰に来て欲しいのか、来て欲しいユーザーの顔は思い浮かびましたか?
その人に向かって情報発信を始めましょう。それをペルソナと呼びます。
具体例1:団体の場合
団体の場合、ホームページを作る目的は大体2つではないでしょうか。
- 新規入会を増やす
- 既存会員のための情報を流す
新規入会を増やすためには、まずは見つけてもらうことです。そのためには、その団体が、何に役立つ団体なのかを考える必要があります。
確定申告のサポートをしている場合、「確定申告 いつまで」などで検索する人に見つけてもらえば、入会を検討してもらえることもあるでしょう。
となると、新着情報に何を入れるべきかは分かりますよね。
セミナー形式でサポートをしている場合は、セミナー情報、個別対応の場合はスケジュールです。
誰を対象にした、どんなセミナーなのかの説明と、日時等の情報を決まったテンプレートで入れていくようにすると、負担なく続けることが出来ます。
情報発信のコツ
セミナー情報を入れる場合は、テーブルの機能を使いましょう。
日時 | 2023年3月15日(水)19:00〜21:00 |
場所 | 文化センター(福島県喜多方市○○) |
参加費 | 1,000円(税込) |
定員 | 20名 |
申し込み方法 | お電話でお申し込みください。 0000-00-0000 対応時間:平日10:00〜19:00 |
PDFの情報は多少面倒でも、テキスト化してホームページに掲載する
団体の場合、広報誌などを作っていることが多いかと思います。その情報を、そのままPDFでアップロードしリンクを張るという運用をされているのをよく見かけます。
その方が簡単ですが、多少手間でも、PDFの内容を、新着情報に文字情報として掲載し直すと、それだけでもホームページの反応は変わってくるはずです。
一番ボリュームのある情報が、PDFの中になると、Googleに見つけてもらいにくいので、テキスト化して、Googleに見つけてもらいやすくしましょう。
具体例2:農家など食品の製造販売の場合
食品を売る場合、お客様が知りたいのは、商品の質です。そして、在庫があるかどうかです。
まずは、質についての発信を心がけましょう。
専門家でないお客様にとって、一番分かりやすいのは、製造工程を丁寧に見せていくことです。
例えば、野菜なら、土作りから、作る過程を一つ一つ丁寧に発信することで、野菜のことをよく知らないお客様は、野菜への知識と愛着が深まり、購買の動機になります。
これは、ホームページの新着情報でやると長くなりますし、結局、土について細かいことを説明されても消費者には受け止めきれないので、インスタグラムでやるのがいいかと思います。
この場合、新着情報に載せるのは、野菜の販売を開始したときと、終了したときの日時ですね。
お菓子の袋の裏の成分表のような情報を載せる
消費者が商品の質を確認するために一番重要な手がかりは成分表です。
この情報があるだけで、情報の質がぐっと上がります。
名称 | 洋菓子 |
原材料名 | 鶏卵、植物油脂、砂糖、小麦粉 |
内容量 | 12個 |
賞味期限 | 2023.6.10 |
保存方法 | 高温多湿、直射日光を避けてください |
製造者 | 株式会社○○ 福島県喜多方市○○ |
食品を売るためのインスタグラムの発信のコツ
おしゃれに見せようとしない。
これにつきると思います。おしゃれを意識するのは無駄です。雰囲気のようなものは、にじみ出てくるものなので、自分はおしゃれだと自負がある方であれば、意識しなくても大丈夫です。
食品を売るためのインスタグラムの発信で大事なことは、おしゃれな自分のセンスをアピールすることではありません。
お客様が知りたいのは商品の質です。質を伝えるために大事なことは、どんな環境でその食品が製造されているかを見せることです。
野菜であれば、野菜の成長記を掲載しましょう。
売れている商品の売り方のまねから始める
本気で売るなら、まずは、ヤフーショッピングに登録して、同じような商品を売っている人が、どんな情報を載せているか、完全なパクりにならない程度に、まずはまねすることが大事です。
ちなみに、なぜヤフーショッピングをおすすめするかというと、出店料がかからないからです。
まずはとにかくやってみる
ここまで読んで、はいおしまい。では何の意味もありません。
ここまで読んだら、ホームページがどうなっているか確認しましょう。
そして、実際に始めようとすると、今度は、何をどうしていいか分からなくなるかと思います。
そうしたら、検索で調べましょう。
何を調べるかというと、同業者がどういう発信をしているかです。
うまくいっていそうな人がいたら、まずはまねする。そこからです。とにかく、手を動かすことが、数ヶ月後、数年後の結果につながります。